200作品以上もの劇場用映画を手がけ、2013年に他界したピンク映画界の巨匠・渡辺護を題材にした全10部からなるドキュメンタリー第1部の後編。監督デビューまでの半生を渡辺護本人が語る第1部「糸の切れた凧 渡辺護が語る渡辺護」前後編の後編となる本作では、演劇青年からテレビドラマ俳優、教育映画の助監督を経てピンク映画界に入り、1965年の監督デビュー作「あばずれ」を撮るまでを振り返る。監督は「色道四十八手 たからぶね」の井川耕一郎。